2017年02月17日

下腹部の腫瘍

最初に行った動物病院でなす術なし。と言われて当院に来られたら方です。
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腫瘍によってお腹が異常の盛り上がっています。
手術前の検査で腫瘍がどこまで及んでいるのか掴みきれませんでしたが、飼主さんと話し合い闘う事にしました。
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この仔は雌犬なのですが、お腹を開けてみると腫瘍の上に膀胱が乗っており尿道は雌犬とは思えないほど細く伸びていました。腎臓から膀胱につながる尿管を確認する事はできませんでした。
手出しせずこのままお腹を閉じるべきだろうという考えが一番に思い浮かびましたが、飼い主さんの想いと頂いた信頼に後押しされて摘出を敢行することを決意します。
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引き戻れない決断でした。
うまく行かなければこのこの生きられる時間は手術をしなかった方が長くなります
慎重に慎重に尿道をや尿管があるだろう場所から腫瘍を除去します。
こんな時、止血管理の出来る世界最高水準の医療器械の有難さを痛感します。
情報をくれた同級生に感謝です。
DSC_0209.JPG
尿道は再建手術をしましたが、尿管は温存出来ました。
手術後の合併症も無く夏ミカン大の腫瘍を取り除くことが出来ました。
限界は見えない先にある。
そう実感させられる手術でした。
仕事をしながら色々なことを教えられる事に感謝です。

posted by 院長 at 11:32| Comment(0) | 日記
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