2017年08月08日

肝臓腫瘍摘出

セカンドオピニオンでお腹が膨らみ、体調を崩した犬が来院しました。
エコー検査で肝臓に腫瘍が見つかり、血液検査では酷い貧血。
腫瘍からお腹の中に出血しておりこのままではそう長くはない事は容易に予想されました。
エコー検査では肝臓全体に腫瘍が広がっている様子ではなかったので、困難ではありますが摘出が出来る可能性がある事をお伝えしました。
亡くなってしまうリスクも高かったのですが、出来る限りの事をしてあげたいと言うことで摘出をすることになりました。



以下手術の画像が並びますので苦手な方はご覧になりませんように。



DSC00512.JPG
手術を行う為に広く毛を剃り消毒を行ないます。

お腹を開けると予想された通り、中には大量の血液が溜まっていました。
DSC00513.JPG
血液を吸引して腫瘍をなんとか外に出します。
肝臓の中でも外側左葉と云う部分に腫瘍が出来ており、お腹の中の出血はそこから出ていました。
超音波吸引装置やシーリングシステムを用いて腫瘍を摘出しました。
DSC00514.JPG
幸運だったのは腫瘍が肝臓にある太い血管の近くになかった事です。

DSC00516.JPG
出血を最小限にとどめ飼主さんの願いに応える事ができました。
手術が成功しても生きながらえる時間は限られています。
しかしながら手術を乗り越え、再び食欲を取り戻し日に日に元気を取り戻す姿を見ていると
とても嬉しくなります。


posted by 院長 at 00:17| Comment(0) | 日記
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